未来予想が大幅に外れた?!SF映画

みなさんはSF映画は好きですか?アクション映画とともに人気のあるカテゴリーで、特に1990年代以降は本格的なSF映画がたくさんリリースされました。ここでは、設定した予想が外れてしまった、ちょっとおしいSF作品をアメリカと日本からそれぞれ2作ご紹介します。

そもそもSF映画って?

SF映画とは、サイエンスフィクションの略で、主に宇宙人の襲来や、宇宙旅行宇宙戦争タイムマシンなど、非現実的な世界を映像で実現し、一般大衆を題材にしたストーリー展開が行われる映画を指します。世界で最初のSF映画が登場したのは、1902年フランス製作の「月世界旅行」だと言われています。1910年には「フランケンシュタイン」が映画化され、1933年には「キングコング」が製作され、その後シリーズ化するほど大人気となりました。科学の発展により、よりリアルな映像化が可能になり、宇宙をテーマにするSF映画が流行した1970年代以降は、みなさんもご存知のようにスターウォーズスタートレックなど、次々と大ヒット作品が登場しています。日本では、ゴジラシリーズウルトラマンなど、巨大ヒーローものが流行ったのが特徴です。

愛車デロリアンで時空を旅する「バックトゥザフューチャー2」

1989年にリリースされた「バックトゥザフューチャー2」は、30年後の2015年にドク(エメット博士)が開発した車型タイムトラベルマシンのデロリアンに乗って、主人公マーティの未来の息子が侵すトラブルを解消しに行くところからスタートします。映画内の「未来」である2015年には、この映画のアイコンともいえるハボーボード(飛行型スケートボード)が流通しており、マーティが自由に操るのを見て、夢中になったスケボーボーイは多かったはず。リニアモーターカーと同じ原理で、超電導磁石を使って2011年にフランスの会社が試作し、2015年にはレクサスのCMにも実際に登場しましたが、流通するには至りませんでした。また、自動で紐が結ばれるスニーカー(作品内ではナイキ製)も登場していましたが、現在までに残念ながら発売はされていません。空飛ぶ車も然り。少し楽観的な未来予測だったのかな、と思いますが、それでも夢を描くことの大切さを教えてくれる映画だと思います。

american_rugbier / CC BY-SA (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0) – cropped

日本産パニックSF映画の「日本沈没」

「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」という研究結果をもとに、実際に日本が沈んだ場合を想定したSF映画が「日本沈没」です。1973年に上下巻セットで発売された小説が原作となっており、1973年と2006年にそれぞれ豪華キャストで映画化されました。日本のSFはアニメや小説などで発展した分野であり、このような実写映画化は実は稀なのですが、映画は大ヒットを記録しました。結論から言うと、日本は沈没していません!そして日本のSF映画はその後あまり増えていません!この作品を境に、実写SF映画は日本で製作しても、欧米で製作されたSF映画のように需要はないと判断したようです・・。悲しいかな、日本のSF映画が沈没した予測は当たっているかもしれません。